JAいわて中央が取り組む「自己改革」
自己改革の取り組み
全国のJAでは、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を3つの基本目標に掲げ、「自己改革」に取り組んでいます。この自己改革は、地域の農業やくらしを豊かなものにするために、それぞれのJAが独自に取り組みを実践するものです。
JAいわて中央では、“「食農立国」JAいわて中央”ブランドの更なる普及拡大による3つの基本目標の実現と、万全なJA経営を目指した財務の健全化・業務の効率化を進めて、組合員と役職員が一体となって『JAいわて中央の自己改革』に取り組みます。
農業者の所得増大・農業生産の拡大
販売体制の強化と営農指導技術の向上に取り組み、農家組合員とJAが一体となった産地づくりを通じて“「食農立国」JAいわて中央”のブランド力強化を進めます
取り組み事例


①マーケットインによる品目の選定
平成25年度から作付を開始したズッキーニをはじめとして、タマネギやキャベツなど加工用野菜などを導入し、消費者ニーズに沿った品目選定に取り組んでいます。
②米の直接販売の取り扱い
直接販売米による継続的な安定取引の拡大や中間経費の節減に取り組んでいます。
③農畜産物の輸出販売量の拡大
リンゴを中心とした海外輸出を進め、海外販路の開拓と輸出数量の拡大に取り組んでいます。
④無料職業紹介所による農業就労者の斡旋促進
平成29年度に無料職業紹介所を開設し、農家組合員の労働力支援に取り組んでいます。
地域の活性化
地域に根ざした拠点である支所・営農センターを中心とした「くらしの活動」の充実を図り、“食と農を基軸に据えたJA”として生活文化活動や地域活動などを活性化します
取り組み事例


①次世代を対象とした食農教育・各種イベントの開催
管内の小学生を対象とした農作業体験会や子育て世代を支援するイベントの開催など「食」や「農」に触れる機会を創出しています
②一支所一活動の取り組み
地域の特色をいかした「一支所一活動」に取り組み、来店感謝デーの開催などを通じて組合員や地域の方々との交流を大切にしています。
③「支所だより」の発行
地域に根ざした身近な情報を発信するため、支所ごとに「支所だより」を発行しています。
④SNSを活用した情報発信
SNSを活用し、県内外の一般消費者や若年層をターゲットとした情報発信を強化しています。