トピックスレポート

実りの秋に向け りんご部会第1回予察会議

JAりんご部会は4月9日、2019年度病害虫発生予察要領講習会と第一回予察会議を、JA矢巾地域営農センターで開きました。生産者や各地域の共同防除組織の代表者、JA担当者など約100人が参加し、生育状況や病害虫の防除方法などを確認しました。

気温は2月後半から3月まで平年を上回ったものの、4月前半の気温が平年を下回ったため、平年並みの発芽となりました。盛岡市の「ふじ」の開花は5月7日ごろを見込んでいます。また、開花期までの気温推移は平年を下回る予想。今後地域によって生育にばらつきがみられる可能性もあることから、盛岡農業改良普及センターの職員は「それぞれの園地の生育状況に応じて、計画的に作業を進めてほしい」と呼び掛けています。

北田健部会長は「予察は部会にとって重要な位置づけ。日頃の予察活動を通じ、今年度の防除を充実させていきたい」と話しています。

会議は9月まで計10回の開催を予定。部会が取り組むリンゴの特別栽培はブロックローテーション体制を採用しており、今年度は都南・盛岡の園地を中心に取り組みます。

ページの上へ