トピックスレポート

凍霜被害への支援求める要請書を提出 JAりんご部会

JAいわて中央りんご部会は7月上旬、管内の盛岡市、矢巾町、紫波町の3市町に、4月に発生した凍霜被害に関する支援を求める要請書を提出しました。要請書の提出は、4月に発生した低温によるリンゴの凍霜害の発生を受けたもので、最も霜に弱いとされる開花直前の降霜により、中心花の障害や雌しべの褐変が見られ、結実後も奇形果、サビ果等の発生が確認されています。

要請内容は、①各行政機関とJAとが一体となり、被害状況の把握と被害対策についてともに協議を行うこと次期作に向けた、栽培技術指導対策を講じること次期作に向けた、農薬散布にかかる農薬購入経費に対する支援措置を講じることの3項目。

7月2日には、浅沼清一組合長と北田正和JAりんご部会長らが盛岡市役所を訪れ、谷藤裕明市長に要請書を手交。北田部会長は「農家の経営継続には行政の支援が必要不可欠。最大限の支援を願いたい」と理解を求め、谷藤市長は「生産者の声を丁寧に聞きながら、市だけではなく、JAや関係機関と連携をとりながら必要な支援を検討していく」と話しました。

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