親子で「もち姫」種まき もち小麦収穫祭
JAいわて中央やシライシパン(白石食品工業)、府金製粉、紫波町、盛岡農業改良普及センターなどで構成する盛岡地方もち小麦の郷づくり研究会は10月2日、JA本所南側の畑で今期1回目となるもち小麦消費者交流会「種まき作業体験」を開催し、家族6組16人が参加しました。
参加者は初めに自分の畑に目印として設置する看板を厚紙に色鉛筆やマーカーで絵や文字を書いて作成。その後、生産者に種まきの仕方を教わりながら自分の畑一面に種を均一にまきました。仕上げにまいた種を鳥に食べられないようにするため足で踏んで土に埋める作業も行いました。
参加したご家族は「実家で米を栽培しているが、小麦の栽培は分からないことが多かったので、子どもにもどのように育つのか勉強させてあげたいと思い参加しました」「お米と違って、こんな風に種まきをするんだなと思った。おいしく育ってほしい」と話しました。
交流会は「もち姫」の生産・消費拡大及び地域資源の理解促進を図るために平成30年から毎年行っているもので、今年で4期目。作業体験や料理体験など約1年にわたって計5回の開催を計画しており、体験の中で生産者や製造業者と交流しながら、食と農を通じた食育活動を行うこともねらいとしています。