元気に踏んで「大きくなあれ!」もち小麦収穫祭
JAいわて中央や白石食品工業、府金製粉、盛岡農業改良普及センター、紫波町などで構成する盛岡地方もち小麦の郷づくり研究会は13日、紫波町のJA本所南側の畑でもち小麦消費者交流会「麦踏み作業とひっつみ料理体験」を開催しました。
盛岡市内在住の親子や生産者、関係者ら約30人が参加し、10月に「もち姫」の種まきを行った畑で麦踏み体験と生育観察を行いました。参加者はJA職員から麦踏みの目的を聞いた後に、20㎝ほどに伸びた麦の成長を確認し、「大きくなあれ」と声を掛けながら麦を踏みました。
料理体験では、紫波町内の産直で農家レストランを営む細川栄子さんの指導を受けながら、「もち姫」の小麦粉を使った郷土料理「ひっつみ」と「むぎかっけ」を作り、完成した料理をみんなで味わいました。参加者は「初めてもち姫のひっつみを食べたが、もちもちしていてとてもおいしかった。食卓のごちそうになりそうだと思った」と笑顔を見せました。
次回は来年3月に追肥作業体験とうどん作りに挑戦する予定です。