女性農家の交流深める・農家嫁っこ井戸端会議
矢巾町認定農業者の会と矢巾町農業対策会議生活部会は1月30日、矢巾町内で「農家嫁っこ井戸端会議IN YAHABA」を開催しました。農業に携わる女性が集い日々の悩みを語り合いながら親睦を深め、更なる活力につなげることが目的です。昨年から開催し、2年目となる今年は農作業グッズ作りや昼食会を通じて親睦を深めました。
町内の女性農家ら8人が参加。盛岡市在住のハンドメイド作家田口いずみさんが講師となり、手ぬぐいを使ったヘアバンドを作りました。参加者は会話を楽しみながら持ち寄った手ぬぐいを丁寧に縫い合わせました。
また、お昼ごはんを食べながら情報交換も行いました。参加者は「一人ではなかなか作ることができませんが、みんな一緒に作ると楽しくできますね。普段集まりには男性のみが出席し、奥さんとはなかなか接することがなかったので、とてもいい機会になりました。また開催する際には近所のお嫁さんも誘って参加したいです」と笑顔を見せました。
会を担当する矢巾町産業振興課農林係主査の阿部麻美さんは「女性同士の接点が少ないという声から生まれた企画。同じ農業をしている方々のネットワーク作りの機会を行政が提供することで、農業の幅が広がっていくと思う」と期待を込めています。