先輩職員の声
都南支所金融課
小島 佳奈
令和2年度入組
私は、大好きな地元の安全で安心なおいしい農畜産物をもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちと、昔から現在へ受け継がれてきた農業と農村の風景を守っていく人材の1人になりたいという強い思いがあり、JAへ入組を希望しました。
現在、支所での貯金窓口業務、出納業務を担当しています。業務内容は、支所内の現金管理や組合員の皆さまの相続が発生した際の様々なご案内などですが、その中でも、現金管理は最も気を遣っています。例えば、払い戻しや両替でのお客さまの要望に応えられるよう、各金種、必要な金額を事前に準備します。支所の現金の増減は各月異なるので、いつ頃にはどれくらい必要なのか、自ら考え予測していくことが重要です。緊張感のある業務ではありますが、担当してからは、先を見据えて行動できるようになって来ていることを実感しています。
また、普段の業務では、お客さま1人ひとりに寄り添った対応をすることを心掛けています。窓口で、貯金商品やJAカードの紹介をする場面や相続相談の場面など、お客さまに正確に伝わるような分かりやすい説明が出来ているかどうか、日々の自分を振り返るようにしています。常にお客さまと同じ目線に立ち、感謝の気持ちと思いやりを持って、毎日試行錯誤を繰り返しています。
お客さまから「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたときと、笑顔を見せていただいたときに仕事のやりがいを感じます。私自身も笑顔になれますし、心から嬉しい気持ちになります。また、お客さまから少しでも頼りにされていると実感した時には特に「もっと頑張ろう!」と思えます。
今後は、お客さまからの年金関係のご相談について対応出来るように、年金の知識を身に付けたいと思っています。そのため、現在は、年金アドバイザー3級の資格をとるため試験勉強を頑張っています。JAいわて中央は様々な分野の試験の受験をバックアップしてくれるので、自分のスキルアップのためにも積極的に試験に参加していきたいです。
就活生の皆さんへ
JAいわて中央は、多様な事業があり、担当部署によって業務が異なりますが、それぞれ業務を通して地元に貢献できていることがしっかり実感できると思います。また、担当部署に所属しながら、他部署の業務のお手伝いができる機会もあります。例えば、県外へ出向いて農畜産物の販売のお手伝いをしたり、繁忙期は選果場で農産物の運搬や仕分け作業等を行うなど、部門を超えた横のつながりが強いです。その際には、職場の先輩や組合員の方々、取引先の皆さまとの会話で、農業に関する多くの知識を得ることができます。他部署との交流のできる機会は、農家出身ではない私にとってはとても新鮮で、大変貴重な経験となっています。